以前読んだ夜行堂奇談が面白かったので、弐も読まずにはいられない♡ってことで、早速読みました😆
こちらの本が、2022年最後に読み終わった一冊です。
今回もボリュームある、どーんっと566頁。
人と怪異を繋ぐ骨董蒐集家、女の貌が変わる人骨壺、淡水が溢れ続ける謎の石、自死を誘う皮表紙の本…
隻腕の見鬼・千早とオカルト嫌いな県庁生安課・大野木が、日常を脅かす怪異に挑む。大人気バディ×ホラー小説、待望の第2弾登場!
商品説明より
前作に続いて今作も、事故で右腕を失った隻腕の千早くんと県庁生安課の小野木さんのコンビが数々の怪異の解決に挑むお話です。
ホラー小説ですが、表現方法が独特というか美しいんですよね。
先が気になって、ページをめくる手がとまりません!ボリューム満点だけど、サクッと読めて、満足感もあります。
『自死を誘う皮表紙の本』は図書館で起こる出来事で、こわいけど、先が気になっちゃって話にひき込まれちゃいました。
『珠さん』のお話は、ホラーではあるけどなんだかしんみり。最後は予想外の『珠さん』の正体に驚きです。
ただこわいだけのホラーとは違う、感動したり、ほっこりしたり。そして美しい描写。読み終わった後は、余韻に浸っちゃいます。
前作に続いて弐もよかった!次が楽しみです。
気になる方は、弐を読む前に前話のこちらから↓