今回読んだ本は、『透明人間は密室に潜む』
透明人間が事件を起こしたら? アイドルオタクが裁判員裁判に直面したら? 犯行現場の音を細かく聞いてみたら? ミステリイベント中のクルーズ船で参加者の拉致監禁事件が起こったら? 波に乗る著者が放つ高密度の本格ミステリ! 読めばファン確定。2020年のミステリ・ランキングを席巻。驚嘆必至、必読の傑作短編集!
まず、表紙が美しい〜✨
この本は、短編集。私はその中でもやっぱり一番のお気に入りは、透明人間は密室に潜む🫥です。
細胞の変異により、全身が透明になってしまう、国の指定難病『透明人間病』に罹患した女性のお話。
透明人間化抑制薬を飲むことで、決められた色での再現ができるようになって、透明人間病罹患者の生活は改善するようになってはいたものの、まだまだ不完全で。
そんな中、川路教授は透明人間を元の体に戻すことが可能になるらしい新薬を開発中なんだそう。
透明人間病を罹患している人にとっては、嬉しい新薬ではあるけど、その女性はある理由で、その新薬開発を阻止するために川路教授を殺害することに・・・
というお話です。
最後のどんでん返しもよかったー🙌🏻❗️
他の話も入っていて、どれも予想外のラストで楽しかったです😄✨